
マイクラ統合版サーバーの立て方|スマホ・Switchの友達と遊べる自分専用サーバー
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スマホ・Switch・Xbox・Windowsで遊べる**統合版(Bedrock Edition)**は、Java版とはサーバーの仕組みがまるごと別物です。「Java版のサーバーを建てたのにスマホの友達が入れない」はこの分野の定番の事故。この記事では統合版専用サーバーの建て方を解説します。
Java版とどっちのサーバーを建てるべき?
| 統合版サーバー | Java版サーバー | |
|---|---|---|
| 遊べる端末 | スマホ・Switch・Xbox・PS・Win10/11 | PC(Java版)のみ |
| Mod | ×(アドオンは可) | ◎ |
| 必要メモリ | 軽い(2GBでも動く) | 4GB〜 |
メンバーにスマホ・ゲーム機勢がいるなら統合版一択です。全員がPCでModを入れたいならJava版(構築手順)を選んでください。
手順1: VPSを用意する
統合版サーバーはJava版より軽く、メモリ2GBのプランから動きます(快適ラインは4GB)。OSは Ubuntu 24.04 を選択してください。
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ConoHa for GAME には統合版のテンプレートもあり、この記事の手順を全部スキップして管理画面だけでサーバーを建てることもできます。コマンド操作に自信がない人はテンプレートが確実です。
手順2: Bedrock Dedicated Serverを設置する
統合版の公式サーバーソフトは無料で配布されています。公式ダウンロードページでLinux版のURLを取得してください(利用規約への同意が必要です)。
apt update && apt install -y unzip
mkdir /opt/bedrock && cd /opt/bedrock
wget -O bedrock.zip '公式ページで取得したLinux版URL'
unzip bedrock.zip
# 動作確認(Ctrl+Cで停止)
LD_LIBRARY_PATH=. ./bedrock_server
Javaのインストールは不要です(統合版はC++製のため)。
手順3: server.propertiesを設定する
最低限変えるのはこのあたりです。
server-name=うちのサーバー
gamemode=survival
max-players=10
allow-list=true # 招待制にする(重要)
server-port=19132 # 統合版はUDP 19132
allow-list=true にしたら、allowlist.json に参加者を登録します。
[
{ "name": "友達のゲーマータグ" },
{ "name": "自分のゲーマータグ" }
]
手順4: systemd化とポート開放
cat > /etc/systemd/system/bedrock.service << 'EOF'
[Unit]
Description=Minecraft Bedrock Server
After=network.target
[Service]
WorkingDirectory=/opt/bedrock
Environment=LD_LIBRARY_PATH=/opt/bedrock
ExecStart=/opt/bedrock/bedrock_server
Restart=on-failure
[Install]
WantedBy=multi-user.target
EOF
systemctl daemon-reload
systemctl enable --now bedrock
# 統合版はUDPなので注意(Java版のTCP 25565とは別物)
ufw allow 19132/udp
手順5: 各端末からの接続方法
- スマホ・Windows版: 「遊ぶ」→「サーバー」タブ→「サーバーを追加」でVPSのIPとポート19132を入力。これだけです
- Switch・PS・Xbox: ここが統合版の落とし穴で、ゲーム機版には「サーバーを追加」の項目がありません(公式提携サーバーのみ表示される仕様)。回避策として、本体のDNS設定を変えて提携サーバー一覧を自分のサーバーに向ける「BedrockConnect」という方法が広く使われています。設定はやや煩雑なので、ゲーム機勢が多い場合は素直にRealms(統合版対応)も検討してください
スマホ+PCのメンバー構成なら何の工夫もなく繋がります。筆者としてはまずスマホ・PC勢で運用を始めて、ゲーム機勢が増えたらBedrockConnectを検討する順番をおすすめします。
つまずきポイント
- 繋がらない → 統合版は UDP です。
ufw allow 19132/udpになっているか確認(tcpで開けても繋がりません) - ワールドのバックアップ →
/opt/bedrock/worldsを丸ごと保存すればOK。自動バックアップの設定はJava版と同じ方法が使えます - Java版の友達が入れない → 仕様です。Java版と統合版のサーバーは別物なので、混在させたい場合はJava版サーバーにGeyser(プロキシ)を入れる上級構成になります
まとめ
- スマホ・ゲーム機勢と遊ぶなら統合版サーバー。メモリ2GB〜と軽量
- ポートは UDP 19132。Java版の常識(TCP 25565)は通用しない
- ゲーム機からの接続だけ一工夫必要(BedrockConnect)