Palworld専用サーバーの立て方【Linux/VPS対応】SteamCMDで建てる手順を完全解説


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Palworldのマルチプレイは誰かのPCでホストすると「ホストが寝たら全員解散」になります。専用サーバーを建てれば24時間ワールドが動き続け、各自が好きな時間にログインできます。この記事ではVPS上にLinux版の専用サーバーを建てる手順を解説します。

必要スペック(ここをケチると落ちます)

Palworldのサーバーはかなりメモリを食います。公式の推奨は16GBですが、実測では4人程度なら8GBでも動きます。ただし8GBの場合は後述のスワップ設定が実質必須です。

人数 メモリ 備考
〜4人 8GB スワップ設定推奨
4〜8人 16GB 快適
CPU 4コア以上
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メモリ8GB以上のプランがあるVPSなら基本どこでも動きます。筆者はConoHa VPSを使用。時間課金なので「フレンドとやる期間だけ建てる」運用と相性が良いです。Palworldのテンプレートを使えばこの記事の手順なしでも起動できます。

【ConoHa for GAME】マルチプレイがかんたんにすぐ遊べるゲームサーバー

手順1: SteamCMDをインストール

Ubuntu 24.04 での手順です。専用サーバーはSteamの配信ツール「SteamCMD」経由でダウンロードします。

# 32bitライブラリを有効化してSteamCMDを導入
add-apt-repository multiverse
dpkg --add-architecture i386
apt update
apt install -y steamcmd

# 実行用の一般ユーザーを作成(rootでのゲームサーバー運用は非推奨)
useradd -m steam
su - steam

手順2: Palworldサーバーをダウンロード

steamcmd +login anonymous +app_update 2394010 validate +quit

2394010 がPalworld Dedicated ServerのアプリIDです。5GB前後ダウンロードするので数分待ちます。

手順3: 起動確認と設定

cd ~/Steam/steamapps/common/PalServer
./PalServer.sh

起動したら Ctrl+C で一度止めて、設定ファイルを編集します。初回起動後にデフォルト設定をコピーして使います。

cp DefaultPalWorldSettings.ini Pal/Saved/Config/LinuxServer/PalWorldSettings.ini

PalWorldSettings.ini で最低限変えておくべき項目:

  • ServerName= — サーバー一覧に表示される名前
  • ServerPassword= — 参加パスワード(必ず設定。無設定だと世界中の誰でも入れます)
  • AdminPassword= — 管理コマンド用パスワード

手順4: systemdで常時稼働化

# rootに戻って作業
cat > /etc/systemd/system/palworld.service << 'EOF'
[Unit]
Description=Palworld Dedicated Server
After=network.target

[Service]
User=steam
WorkingDirectory=/home/steam/Steam/steamapps/common/PalServer
ExecStart=/home/steam/Steam/steamapps/common/PalServer/PalServer.sh
Restart=on-failure

[Install]
WantedBy=multi-user.target
EOF

systemctl daemon-reload
systemctl enable --now palworld

ファイアウォールはPalworldのUDP 8211を開けます。

ufw allow 8211/udp

手順5: 接続する

ゲーム内の「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」で、画面下の接続欄に VPSのIP:8211 を入力して接続します。

メモリ不足対策(8GBプランの場合)

Palworldサーバーはプレイ時間が伸びるとメモリ使用量がじわじわ増えます(いわゆるメモリリーク傾向)。8GBプランで運用するなら次の2つを入れておくと安定します。

# 1. スワップを4GB確保(物理メモリが尽きたときの保険)
fallocate -l 4G /swapfile
chmod 600 /swapfile
mkswap /swapfile && swapon /swapfile
echo '/swapfile none swap sw 0 0' >> /etc/fstab

# 2. 毎朝5時にサーバーを自動再起動してメモリを解放
crontab -e
# 以下を追加
0 5 * * * systemctl restart palworld

筆者はこの構成で運用して、それ以降メモリ起因のクラッシュは起きていません。

まとめ

  • SteamCMD → app 2394010 → systemd化、の3ステップで24時間サーバーが完成
  • パスワード設定とUDP 8211の開放を忘れずに
  • 8GB運用はスワップ+定期再起動でカバー。人数が増えたら素直に16GBへ
  • VPS選びに迷ったらゲームサーバー向けVPS比較もどうぞ